CZAPEKの商品名には、Quai des Bergues(ケ・デ・ベルク)No. 33、No. 25など奇数番号が付けられています。これはどこから来ているのでしょうか。
まず、Quai des BerguesはFrançois Czapek(フランソワ・チャペック)がアトリエを構えたジュネーブ、レマン湖畔の通り(Quai)の名前で、それに続くNo. 33とかNo. 25が番地名になります。
まず、Quai des BerguesはFrançois Czapek(フランソワ・チャペック)がアトリエを構えたジュネーブ、レマン湖畔の通り(Quai)の名前で、それに続くNo. 33とかNo. 25が番地名になります。
番地はフランス風の住居表示に倣って、道路の左右で奇数と偶数に分けられています。しかしながらこの通りの一方は湖に面しているので、必然的に奇数番地となります。したがって商品名も奇数番号のみなのです。
そしてもうひとつ、No.
33bisとかNo. 25bisなど、「bis(ビス)」とついたものがあります。さて、この「bis」とは何でしょう ?
Quai des Bergues No. 33
Quai des Bergues No. 33 bis
これも番地の設定方法によるものです。たとえば、25番地にあった建物が壊されて、その番地内に2つの小さな建物ができたとします。そうすると番地名のひとつは25、もうひとつは25bis(2番目)となり、もし3つめの建物ができたら、それは25ter(テル - 3番目)となります。
具体的な商品で見ていくと、No. 25はXOスティールケースにシルバー・ダイアル、No. 25bisはXOスティールケースにボンベシェイプのソレイユ・ダイアル。つまり、基本デザインは同一ありながらも、ダイアルの意匠違いということで、この2つのモデルは同じ仲間。でも少しだけ違うので「bis」と付けられているのです。
Quai des Bergues No. 25
Quai des Bergues No. 25 bis
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