Schwarz Etienne ROMA SYNERGY by Kari Voutilainen(シュワルツ・エティエンヌ "ローマ・シナジー" バイ・カリ・ヴティライネン)- part 2

Schwarz Etienne ROMA SYNERGY by Kari Voutilainen(シュワルツ・エティエンヌ ローマ・シナジー・バイ・カリ・ヴティライネン)、part 1では、このモデルの開発にまつわる物語をご紹介しました。 今回は、このモデルの詳細について迫っていきます。 Kari Voutilainen – three production facilities カリ・ヴティライネン – 3つの製造拠点 Kari Voutilainen(カリ・ヴティライネン)は、3つの生産拠点を所有しています。ケース製作を専門とした、Le Noirmont (ル・ノワールモン)を拠点とするジョイント・ヴェンチャーVoutilainen & Cattin(ヴティライネン & カタン)。Saint-Sulpice(サン・シュルピス)を本拠とするComblémine SA(コンブルミーン)は、さまざまな時計ブランド向けに高品質のダイアルを製造してます。そしてMôtiers(モティエ)には、Les Ateliers Kari Voutilainen(レ・ザトリエ・カリ・ヴティライネン)があります。 「シュワルツ・エティエンヌ ローマ・シナジー バイ・カリ・ヴティライネン」のダイアルは、モティエでギョーシェ彫りされたあと、サン・シュルピスの工房に向かいます。そこで、ガルバニック処理がなされます。 Finissage 仕上げ レ・ザトリエ・カリ・ヴティライネンの仕上げ部署では、熟練のフィニッシャーが、表面に絶妙な装飾を施します。最も挑戦的で時間を要するのは「ブラック・ポリッシング」です。この手法では、ダイアモンド・ペーストを均一にコーティングした「錫のプレート」を使用する必要があります。研磨中のパーツは、錫のプレートの表面全愛を注意深く動かして、完全に平らなままにします。正常に作業が完了すると、そのパーツは鏡のような外観になります。 Schwarz Etienne – a modern approach シュワルツ・エティエンヌ – モダンなアプローチ シュワルツ・エティエンヌの工房は、微小なプレートやブリッジを加工するための最先端のCNCマシンを 所有しているのが特徴のひとつです。シュワルツ・エティエンヌは、自社ブランドの時計だけではなく、プライベ...