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2018年5月 - Czapek(チャペック)社は、サザビーズの重要なウォッチ・オークションにて、No. 535を入手したことを発表しました。
そのタイムピースとは、1842年、Patek, Czapek & Cie.(パテック・チャペック社)によって製作された非常にレアな、イエローゴールド製、オープンフェイス、リューズによる巻き上げシステムとシリンダー型エスケープメントを備えたムーブメントを搭載したポケットウォッチです。この作品は、Czapek社の20人のシェアホルダーとの共同により落札されました。これは、創業者であるFrançois Czapek(フランソワ・チャペック)の名前と名声を再確立し、独立系ハイエンド・ウォッチメイキングの世界に創造的に貢献するための歴史的な瞬間そのものです。 

Patek, Czapek & Cie.(パテック・チャペック社)製 No. 535

オークションは、5月13日、ジュネーブのサザビーズで行われました。こちらが、オークションのデジタル・カタログです。この作品は、コレクターたちとの長い入札プロセスの後、65,000スイスフランで落札されました。これは7,000~10,000スイスフランというエスティメート(落札予想価格)を大幅に上回るものでした。 

センターのライオンとダマスク・スタイルのエングレービング
Patek, Czapek & Cie.社のリファレンスナンバー535は、レアで時計学上の宝物ともいうべき作品です。François(旧名Frantisek)とAnton de Patek(アントン・ド・パテック)は、1839年に、6年間にわたる共同での時計製作事業を開始しました。Patek, Czapek & Cie.は、年間約200の時計を製造したと考えられています。No. 535は、鍵巻きではなく、リューズによる巻き上げシステムを搭載した42個のタイムピースのうちのひとつです。これは現存する最も初期のもののひとつであり、サザビーズの知る限りでは、オークションには出品されたことがないとのことです。 

ひときわ優れたエングレービングがなされたダイアル
Patek, Czapek & Cie.社は、1839年から1845年にかけて、Le Brassus(ル・ブラッシュ)のLouis Audemars(ルイ・オーデマ)社によって製造されたステム・ワインディング・システムを使用していました。Audemars社は、キーレス(鍵巻きでない)ウォッチのパイオニアの一人と考えられ、Patek, Czapek & Cie.社を含むジュネーブの数多くの工房にムーブメントを販売していました。Jean Adrian Philippe(ジャン・アドリアン・フィリップ)は、現代的なリューズによる巻上げ機構の発明者として知られていますが、それが特許を獲得(フランスのパテント番号 No. 1317)したのは1845年のことでした。 
No. 535のケース径は47.5mmと異例の大きさでした。これは、リューズ巻上げシステムのスペースの必要性によるものだと思われます。このモデルは、リューズ巻上げのほか、ひときわ優れたエングレービングがなされたダイアル、ライオンをセンターにダマスク・スタイルの刻印がなされたイエローゴールド製のケースが特徴です。この時計には、1842年に製造され、1844年4月29日に販売されたということを証明するアーカイブ文書が付属しています。

Czapek & Cie.社のCEOであるXavier de Roquemaurel(ザビエル・デ・ロックモーレル)は、「No. 535の時計を取得することは、創業者の財産を保護するという我々のコミットメントを実証するものです。」とコメントしました。「確かに、Patek, Czapek & Cie.社製の時計は、市場ではほどんど見つけることができません。ですから、この取得は、弊社の大きなマイルストーンとなります。私たちは、歴史を自分自身の言葉で書くことができます。そして私たちの会社は、夢を実現するために一緒に投資する多くの個人のストーリーが詰まったものです。だからこそ、私たちはこの特別な時計を入手するため共に入札することに取り組んだのです。それは現在進行中の素晴らしい冒険の一部になります !!」と続けました。


No. 535の獲得は、Czapek & Cie.社にとっては、2017年の1850年代に製造された女性用のポケットウォッチの入手に続くものです。


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