Lang & Heyne 工房設立20周年に合わせて、最新作 HEKTOR(ヘクトール)を発表

Lang & Heyne(ラング・アンド・ハイネ)は、ハンブルクの「THE SHOW」において、最新作「HEKTOR(ヘクトール)」を発表し、工房設立20周年をお祝いします。

CONTRAPUNCTUS – コントラプンクト

14世紀には、イタリアとフランスの作曲技法と音楽理論のアイデアが開発され、既存のメロディーやテーマに追加の声を統合した、いわゆるポリフォニーが生まれました。



そして今回、私たちが新たに開発したモデル「ヘクトール(Hektor)」でこの対位法を見ることができます。ラング・アンド・ハイネのラインに加わったスタイリッシュなこのモデルは、クラシックラインと同様、見る人の目を捉えて離しません。

CONTRAPUNCTUS – コントラプンクトとは ?
  • それぞれ独立した旋律を担う声部を、いくつか同時に組み合わせて楽曲を構築する作曲技法。コントラプンクト。
  • 建築・文学・映画などで、二つのまったく対照的な様式・発想などを組み合わせて構成する方法。対位法


ディテールに注目

ヘクトールは、多くのコーディネートされたディテール全体が特徴であり、「ペチコート」シェイプのデザイン要素がいくつも視覚化されています。



ブランド初のセンターセコンドのムーブメントをダイアルの開口部から見ることができます。


しかしヘクトールの本当の美しさは、すべてのラング・アンド・ハイネの時計と同様、ケースバックの反射防止サファイア・クリスタルを通して明らかになります。


このエディションは99本の限定生産で、グリーン、グレイ、ブルーのダイアルがそれぞれ33本生産されます。

グリーン・ダイアル

グレイ・ダイアル

ブルー・ダイアル



自社製ムーブメント – LANG & HEYNE 33.2

このモデルに搭載されるラング・アンド・ハイネ自社製、キャリバー33.2は、ダイアルの開口部と同様の「ペチコート」シェイプの受けによって可能になったオープンワークの構造が目を惹きます。


独自に開発したエキセントリック・バランスとフライング・バレルにより、エクストラ・フラットなデザインを実現しています。テンプ受けの特別なパーツは微調整を可能にし、着用者はムーブメント構造の奥深さを見ることができます。すべてのコンポーネントは磨かれると特別な光沢を放つ洗練された非磁性素材であるArcapで作られています。シャフト、スクリューやレバーのようなフラットなコンポーネントはスティール製です。

デザインコード

ヘクトールの「ペチコート」デザイン言語は、ムーブメントの構造や受け、ダイアルや針に至るまで強い存在感を伝えています。ムーブメントの受けと3本の針もこのイメージを強調しています。特別に設計されたソリッド・スティール製のブレスレットも、独自のデザイン要素を取り入れ、面取りされたリンクの形状とともに独自性を放っています。




ヘクトールのアプライド・インデックスとインナーダイアルのレリーフ・パターンにある様式化された「H」は、興味深いデザイン要素として読み取ることができます。


ケースとブレスレットはムーブメントに完全にマッチし、新郎のためのテーラーメイド・スーツのように格納します。


柔らかな雰囲気を与えるクッション型のリューズガードは、優れた装着感を可能にし、目にも心地よいものです。


スペックシート




ケース : ステンレスティール製
ブレスレット : ステンレススティール製
バックル : バタフライ・フォールディング・バックル
ガラス : トップ、ボトムともサファイア・クリスタル製

キャリバー : LANG & HEYNE 33.2
巻き上げ方式 : 手巻き

ケースサイズ : 40(径)x 10.95(厚) mm
ラグ幅 : 24 mm
クラスプ : スティール製

防水性能 : 5気圧

機能 : 時・分表示 センターセコンド

ダイアル : ソリッドシルバー製、ブルー、グリーン、グレイの3色
インナーに「H」のレリーフ・パターン
アウターのグルーブ・パターン上にアプライド・インデックス
インデックスと針にはスーパールミノーバ

ムーブメント
径 : 14 ¼ リーニュ (33 mm)
厚 :   4.4 mm
振動数 : 21.600 A/h (3Hz)
パワーリザーブ : 約48時間
特徴 : ショックプルーフ エキセントリック・バランス 平ヒゲゼンマイ ストップセコンド
輪列はArcap製 19石
(Arcap合金 : ニッケル、銅、コバルト、亜鉛からなる合金。鉄を含まないため磁場の影響を受けにくく、腐食や温度変化などに対して強い耐性をもつ)



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