Giuliano Mazzuoliの最新作、CONTAGIRI(コンタジーリ)をご紹介します。
フィレンツェ在住のデザイナーであり起業家でもあるGiuliano Mazzuoliのモータースポーツに対する情熱が具現化したリストウォッチ「Contagiri(コンタジーリ)」が、6年間の開発期間を経て、ついに商品化されました。
かつてはAlfa Romeo GTの専属のカーレース・ドライバーであったGiuliano Mazzuoli。彼のAlfa Romeoに対する情熱が芽生えたのは70年代、Alfa Romeo GTAでのレースでした。そして今、彼のレースにかけた情熱と、時計作りにかける情熱が出会うことになります。レーサーだった頃いつも目の前にあったタコメーターの記憶がこの新しいリストウォッチContagiriへと姿を変えたのです。
表示機能 : 時・分
このリストウォッチは1本のレトログラード・ハンドにより時刻を表示します。一本の針が12時の位置に達すると瞬時にゼロの位置に戻り、12時間かけて270度運針します。この時計の目盛は15分ごとに刻まれており、30分のところは少し長くなっています。レトログラード針は12時間をかけて270度の幅を運針しますので、時計がまったく動いていないように見えるかもしれません。そのために取り付けられているのが、先端が赤くペイントされた針です。秒針ではありませんが、この針の動きにより、時計が確かに時を刻んでいることがわかります。
1. ムーブメントの巻上げ
この時計のムーブメントは自動巻きで、パワーリザーブは約42時間、手でゼンマイを巻き上げることもできます。ケースサイドのレバーを15度引く(ギアチェンジ)と、6時位置のGiuliano Mazzuoliのロゴが数字の「1」に変わります(ファースト・ギア)。この状態でベゼルを回転させてゼンマイを巻き上げます。
2. 時刻のセット
さらにレバーを15度引き出すと数字の「2」が現れます(セカンドギア)。この状態でベゼルを回転させて時刻をセットします。
3. レバーを元の位置に戻すと、Giuliano Mazzuoliのロゴが再び現れます。
ムーブメント : オリジナル・キャリバー
GM Cambiosequenziale(カンビオセクエンツィアーレ)/A10
11 1/2リーニュ。25石 双方向巻き上げ式自動巻。
42時間のパワーリザーブ。
振動数 28,800 A/h。レトログラード・モジュール
ケースサイズ : 44(径)x13.30(厚)mm
回転ベゼルによるムーブメント巻き上げとタイムセッティング
270度振幅による時刻表示
針 : スーパー・ルミノーバを施した一本針
クリスタル : ドーム型サファイア・クリスタル
ストラップ : ラバー
バックル : アルディオン・バックル
防水性 : 5気圧生活防水
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